霧夜が小声で話した。




*零斗*
「にいちゃん、
ちょっとトイレ行ってくるから。」




*キラ*
「うん。」




俺と霧夜はトイレに行くと見せかけて




俺の部屋に向かった。




*霧夜*
「お前の部屋らしくないな。」




*零斗*
「キラが俺の部屋を見て
悲しんだり怒ったりするようなものは
避けてるんだ。」




俺は鍵を閉めた。




*零斗*
「話って何だ?」




*霧夜*
「インターネットに繋げられるもの、
あるか?」




俺はキラに内緒で持っていた




ノートパソコンを取り出した。