私のおにいちゃん




遠すぎて声が聞こえない。




*キラ*
「…ちゃんが、……まなの。
…は…キラの……だから……まする…ら……こ…す。」




ダメだ。全く聞き取れない。




*ユリ*
「……さい。」




*キラ*
「え?」




*ユリ*
「うるさい!!」




ユリが怒鳴った。おかげで声は聞こえる。




*ユリ*
「全部、全部あんたのせいよ!
やっと零斗といられるのに、邪魔ばっかりして!邪魔なのはあんた!

殺すのは私。死ぬのはあんた!
死ね!月本キラ!」




ユリはナイフをキラに向けた。




俺は何がなんだか分からなくなって、




とにかく飛び出した。




*霧夜*
「待てゼロ…!」




*ユリ*
「零斗!?」




*キラ*
「おにい、ちゃん?」




*零斗*
「やめてくれユリ!」