私のおにいちゃん




いつだ?



あぁ、そうか。



俺がユリと話をしにいったときだな。




あのときは逆だった。




俺が追われる側だった。でも、今は逆だ。




俺は追う側。




二人は俺に気づいていない。




二階の次に、三階へ、屋上へと




二人は向かった。




俺も後に続き、屋上の扉で止まり、




様子を見た。




*零斗*
「どうしたんだ?キラとユリ。」




*霧夜*
「え?ゼ、ゼロ!?」




*零斗*
「お前の様子がおかしいから着いてきたら、ユリとキラが…」




追われていたのは、俺だったか。




それも、ゼロに。




いや、ゼロは俺を追ったんじゃない。




それくらいは俺にだってわかる。




追った相手は、俺と同じように




『ユリ』と『キラ』だ。