私はまっすぐ有栖川さんに向かって歩く。 そのあとの会話や出来事は全然覚えていない。 部屋に戻るまでの私の記憶はなかった。 気がつくとクミちゃんが私を抱きしめていた。 「私ッ、羽流さんの背中に白い羽が見えたッ。」 興奮するクミちゃん。