栗本さんの言葉に私の背中が軽くなった気がした。 私…有栖川さんを信じます。 ロビーのある階に到着すると同時に合図が鳴った。 「あなたは今からモデル・ハルです。自信を持って湊様を信じればいいんです。」 栗本さんの言葉が私の背中を押してくれた気がして私は1人、ロビーへの道を歩き出した。