カフェでお茶してホテルに戻ると有栖川さんが1人でロビーにいた。





「お兄ちゃん、どうしたの?」





話しかけるクミちゃんと私を見ると有栖川さんはハッとして立ち上がる。




クミちゃんと私は顔見合わせて首を傾げると




「部屋に戻るぞ。」