モノクロマンティック★甘~い black編★






「もう遅いしお父さんやお母さんが心配してるよ。」





「…いないもん。」





女の子は細い声で言った。





「そっか…。私と一緒だね。」





女の子は顔を上げた。





…そう私は両親がいない。





「それでも心配してくれる人はいるよ。あなたはまだ誰かに助けてもらわないと生きれない年だから。」