モノクロマンティック★甘~い black編★






「ハルさぁん(涙)。」




後輩がこそこそと半泣きでやってきた。




「奥の小会議室にお通しして。」





そう言うと後輩はいそいそと向かう。




不安な顔のクミちゃんが




「お兄ちゃんかも。」





そう言ったので私はクミちゃんの前にしゃがんで微笑むと




「大丈夫。もしお兄さんならクミちゃん、呼びに来るからね。」