__翌日の3時半頃にクミちゃんがやってきた。 「宿題もってきたの。羽流さん、あとで見に来てくれる?」 「もちろん。少ししたら行くね。」 クミちゃんは奥の窓際席に座った。 それを確認して仕事の続きをしてクミちゃんのところに行き、小声で話をしていると 「黒沢 羽流ッ。出て来いッ。」 静かな図書館 大きな声が響いた。