モノクロマンティック★甘~い black編★







…お兄ちゃんッ、何してくれてんのッ!?






その時、ちょうど部屋から出てきたお兄ちゃんに私は





「お兄ちゃんのバカッ!?大ッ嫌い!?」




そう叫んだ。




「何だよ、クミ。」





ワケが分からない様子のお兄ちゃん。





「自分の胸に聞いてみてッ!?」





私はお兄ちゃんを睨み付けた。






「…お兄ちゃんは羽流さんとどうなりたいのッ?!




私は…羽流さんの味方なんだからッ!?」





私は羽流さんのために泣くことしかできなかった。