…お兄ちゃんッ、何してくれてんのッ!? その時、ちょうど部屋から出てきたお兄ちゃんに私は 「お兄ちゃんのバカッ!?大ッ嫌い!?」 そう叫んだ。 「何だよ、クミ。」 ワケが分からない様子のお兄ちゃん。 「自分の胸に聞いてみてッ!?」 私はお兄ちゃんを睨み付けた。 「…お兄ちゃんは羽流さんとどうなりたいのッ?! 私は…羽流さんの味方なんだからッ!?」 私は羽流さんのために泣くことしかできなかった。