「…すみません。…シャワーを浴びたいので部屋に戻ってもらえますか?」 私の声は少し震えていたかもしれない。 「どうした?」 何かを察知した湊さんが言うが、 「…出来れば1人でシャワーを浴びたいので。それとモデルの件、正式にお断りします。私…司書の仕事が好きなので。」