モノクロマンティック★甘~い black編★







「…好きなモノを好きなんて言ったら…私は消えてなくなったりしませんか?…有栖川さん。」






「何言って…。」





有栖川さんは言いかけて止めた。





私の不安な表情に言葉を飲み込んだようだった。





そして、コーヒーを一口飲むと




「…俺はsweet whiteが好きな羽流に服を作りたい。羽流のためなら作れると思った。」