彼とは職場の人のことでケンカの日々が続いた。

ある日私も頭にきてこんなことを彼に言った。

「あなたが教えないなら自分で連絡して確認するよ!」
と。

その瞬間彼が私の左腕をつかみ殴る。

痛かった。それでも私は泣きながら彼を問い詰める。その度彼は殴る。

しまいには

「お前のその口話せないようにしてやろうか!」と…。

私は怖くなり何も出来なくなりただ泣き崩れた。

その時に逃げ出すべきだった。すぐに別れるべきだった。

でも出来ない自分がいる。どうしても真実を知りたかった。

バカだとはわかってるがたまに優しい時もあったから。

憎んでいても信じていたい気持ちが心のどこかにあったから。