しばらく引きこもっていたのを覚えている。友達に誘われても断ってとにかく外に出ること、人と会うのが辛かった。 

彼の家の近く、職場の近くを通るだけで吐き気や頭痛がしたからしばらくは遠回りをしていた。

お給料の明細も取りにいくことが出来なかった。未だにいってない。

とにかくあの人に会うことが本当に嫌だったから。拒絶反応だった。

別れて一ヶ月くらいが経ち

少しずつ食事ができるようになり友達とも連絡を取るようになり会ったりもすることが出来るようになった。

やっぱり友達、家族には支えてもらっている。

友達の芽衣子、理子、那奈には親身に話を聞いてもらったことを今でも覚えている。

そのおかげで私は体も元に戻っていきまた社会に出ることが出来た。

食欲が戻りご飯が美味しく感じたときは嬉しくて泣いたのをはっきり覚えている。