友達が出来たのはすぐだった。
男友達が多くてジャニーズ好きの
美由、
ピアノが上手で明るい優歌、
のほほんとした秀才の亜理沙、
そして私。
すぐに仲良くなって、いつもこの
4人で行動するようになった。
仲良くなればなるほど色んな話を
して、それはいつの間にか恋の話
まで発展していった。
「そう言えば、優歌って雄介君と仲良いよね〜。」
と、言い出したのは亜理沙。
確かに、さっきも2人で楽しそう
に話してた。
「そんなこと無いよ!!」
真剣に否定する優歌。
そな姿が面白くて、皆口々にからかう。
「え〜、仲良いよねぇ?」
『うんうん。ちょっかい出して来るし。』
「いい感じぢゃん♪」
「そ、そんな事より3人はどうなの?」
話をそらそうと、うちらにふって
きた。
「え〜、私はM君一筋だし?」
そう言ったのは美由。
M君というのは、某ジャニーズ
事務所の人。
「ホント好きだねぇ。」
うちらは揃って呆れ顔を見せた。