もう一度、僕に恋をして。






『僕も楽しみすぎて、もう電車に乗ってます(^ω^;)♪』




とりあえず返事をして、電車の外に目をやる。





やっぱりあれから僕はおかしくなってしまったみたい。





それもこれも、全部折崎さんのキスのせいだ。




なんて頬に熱が灯るのを感じながら、心の中で悪態をつく。





本当にあのキスのせいだ。




たまに思い出して、ふわっとした擽ったい感覚がして下半身に違和感を覚えたり。




恥ずかしいけど、悔しいけど…失恋の痛みも忘れていることは事実だから、憎めない。




本当に、どうしたらいいんだろう。




なんてぼさっと考えて、ときに折崎さんからのメールに返信したりしていると、あっという間に待ち合わせ場所がある駅についた。





相変わらず、すごい人の数に圧倒されながらも電車から降りて、改札口を出ればそこには折崎さんの姿があった。




駆け寄る僕に気づいて、手を振ってくれた折崎さんは、やっぱり人目を引きつけるほどカッコよくて、




なんだか楽しみにしてたぶん、気恥しさを感じる。