もう一度、僕に恋をして。











すると頭上から声が聞こえて、驚いたような表情でそう聞いてくる折崎さんの言葉に否定するように首を動かす。





「明日のぶんです」

「そうなんだ」

「マカロンはあまり置いてないので、あるときに買わないと買えなくて…まぁ、スイーツ専門店に行って買えばいい話なんですけど、意外とここのマカロン美味しいんですよ」

「へぇ~気になる」

「あとで食べましょう、丁度2つ入ってるんで半分ずつ」







なんでだろう、今すごく楽しい。







僕は折崎さんに、今までにないくらいの満面の笑顔でそういうと早速レジに向かった。






そしたらまた折崎さんの、笑い声が聞こえてきて、やっぱり彼の笑いのツボがイマイチわからない。





なんで今笑ったんだろうってタイミングで笑い出すから、どうしたらいいか反応に戸惑う。







でも折崎さんが笑うと、なぜか僕も自然と頬は緩んでいてなによりその笑顔に安心するんだ。






だから僕は特段気にすることなくお会計を済ませる。






その間、メインメニューは何にしようかなんて献立を考えたりした。







「折崎さん、オムライスは好きですか?」






コンビニを後にして、僕の家がある歩きだと10分もしないくらいの距離のデザイナーズマンションを目指して歩き始める中、年のためとそう話を持ちかけた。







すると「うん、むしろ大好物だよ」なんて言った折崎さんに僕は即、今日の献立をオムライスに決めた。






「あ、もしかしてオムライス作ってくれるの?」






弾んだような、その声色に僕は「さぁ」と首をかしげてから、折崎さんのほうへと顔を向ける。







「お楽しみです」







そう言って微笑めば、彼もまた同じように笑った。







「オムライス、楽しみだなぁ」







そうつぶやく折崎さんに、僕は珍しく声を上げて笑った。






なんか、この人といるとワクワクする。







料理だって、最初は作る気なんてなかったのに。







終電も危ういし、泊まるかも…なんてことまで想定して。







最近の僕は、本当に折崎さんのことばかり。





「だからまだ、オムライスとは決まってませんよ」

「そう?じゃあリクエストしようかな」

「わかりました、オムライスにしましょう」

「うん!やった!」

「ふっ…」

「あ、今子供みたいとか思ったでしょー!」