「蒼太せんせっ、激しすぎですっ…」
「すみません…高間さんが可愛くて、つい…」
クッ…褒め殺しかっ!!
というか、若いってすごすぎ…キスだけで腰抜けそう。。
何て思いながら、乱れた呼吸を整えていると…
「あの、高間さん…いっくん、ぐっすり寝てますか?」
「いっくん、今夜はうちの実家にお泊まりしてるんですけど…何で…」
そう告げると、蒼太先生はちょっと顔を赤くして…(反応がいちいち可愛すぎる。)
そっと私の腰を引き寄せて、またも兵器のようなうるるな瞳で見つめてきた。
「もっとラブラブしたいです。」
「・・・」
密着して分かる…蒼太先生の我慢出来なくなってるっていう状況が。
でも、私ついていけるかな。
キスであれだよ?そんなそれ以上したら、腰砕けるかも。
というか、あれ?
私下着、上下バラバラだし!
色気無さすぎて、蒼太先生萎えちゃうよ!
っていうか、そういう事自体すっごく久しぶりだから、大丈夫か私!?
「いや、あの、高間さんが嫌なら、
その…無理強いはしませんっ。」
黙りこんであれこれ考えてるうちに、蒼太先生は私が嫌なんだと思ってしまったみたい。
もう。蒼太先生にばっかり言わせてる。
私年上なんだから。
私は決心して、そのまま見つめる蒼太先生の首に手を回した。
「私、久しぶりだから…
その、優しくして下さい。」
そう告げると、蒼太先生はいつものキュンとするような可愛い笑顔を見せると…
「優しくしますっ。…高間さんっ。」
「あっ、で、電気…消して下さい。
あと、…名前で呼んで欲しい…かな?」
すでにソファーに押し倒された私は、辛うじてお願いする。
「あ、ごめんなさいっ、俺…その、こういう事あんまり慣れてなくて…うわっ…ハズッ。。」
そう言ってホントに恥ずかしそうに顔を赤くしていた。
あー、可愛いすぎるよ~蒼太先生ってば。
そして、部屋の電気が消え、間接照明のほんのりとした明かりだけになると…
「亜紀さん、好きです。」
「私も…好きです。」
お互いに微笑み合った。
その息遣いが合わさると…どちらかともなく、
唇を寄せ合った。



