「まなちゃん!それは違うの!」

「まきちゃん..?」

「かなたくんはかなたくんでも違うクラスのかなたくんだったの!」

「じゃあ、私の勘違い..?」

「勘違いさせる様な態度を俺は学校でしてきた。
ごめん、まな。
でも、もう一回俺のところに戻ってきてくれ。」

頼む。

俺は目を瞑って手を広げた。