「好きだ、まな」

「嘘よ!嘘言わないで!」

「嘘じゃねえよ」

「じゃあ、何でデートの時他の女性とキスしてたの?!
何で保健室で他の女の子としてるの?!」

「違うんだよ、まな」

「何が違うの?
何を信じろって言うの?」

「まな、あの日キスしてきた奴は姉貴なんだよ。」

「..え?」

「彼氏に振られたから自棄酒したんだよ。
完璧酔った姉は俺を彼氏と間違えてキスしてきた。」

「じゃあ、保健室は?!
保健室の事はなんなの?」

「保健室?」