彼 & 私

その“男の先輩っぽい”ひとは、

私をまっすぐ見ていた。

どこか、惹かれるような、
吸い込まれそうな目で。


?? 「あ、ごめんな!立てる?」


小幸 『あっ、いや大丈夫です!!自分で立てます』


と、いいつつも膝に痛みが走ったとを隠して、

小幸 『本当、ごめんなさいッ…では失礼します』



?? 「え、あっ、ちょっ!」




スタスタスタ…

小幸 『ちょっと…顔が熱い…』


??「名前ぐらい教えてくれてもいいじゃんか…。」



そう小さく呟いた彼との出会いは、
私の“運命”を大きく変えていく。

そして、新たな感情が芽生え始めてくるのでした。