「やぁーっと見つけたと思ったら同じクラスか。最悪でめんどいな」


「あのーどちら様?でしょうか。私知り合いでした…」


なに…このイヤミ顔。やばい殺されるかも


「さてさてさーて俺の事を覚えてないというのはほんとーかなぁ?」


にこにこ顔が怖いよお兄さん。ちゃんと笑えないのかい?


「あ、あの私邪魔そうなのでどこかに…」


「だめっこんなやつ知らないから…私は一宮ちゃんと話してた方がたのしいから…ね?」


「わっ私も柚木と話すの楽しい…ずっと友達がいなかったから…」


確かに、一宮ちゃんはよく見かけたことはあるけど誰かと話してたのは見たことは無い。


でもこんな天使なんで…


「おいっ俺はなほったらかしかよアマオンナ」


「だれがアマオンナよ久我徹!」


「おお、俺のことわかってんじゃねーか」


「ちっ」