「京華、分かった!!」

セミスプロダクションの中1 風谷 京華が一番に声をあげた。
今までのターゲット 宮瀬 彩花 のことなんて気にしてもいない。
本人は、何も気にせずスマホをいじっていた。
そんな態度が気に食わない。

「如月 優愛。

次のターゲット。」

わざと彩花にも聞こえるように大きな声で言った。
顔にはあくまの笑みを浮かべて。