理科教師に恋してる

「ん、もう。ごまかさないでよね、桃華。」

そういってあたしを軽く睨んでくる乃愛。

キーンコーンカーンコーン

「あ、やばい。あたし、次移動なんだっけ。じゃね、桃華。」

さっきまでの睨みはどこへ行ったのか、焦った顔で教室に戻っていく乃愛を見てから、あたしも自分の教室に入った。

結局乃愛は何が言いたかったのか、わからない。

ただの新しい理科教師に対しての愚痴なのかもしれないけど。