この場にいない父を不憫に思う。
どうやら母は父を変態と捉えていたようだ。
迷惑掛けちゃいけないし、そろそろ大人しくしたら?という何ともその通りであるお母さんの指摘を受け業務にもどる。
私が騒ぐなと言っても止まなかった母フィーバーはお母さんの一言で収まり、喫茶が通常運転を再開する。
軽井君に母と積もる話でもしろと時間をもらったんだが、
毎日会ってるし特に話積もってないんだよね
結局普段と何等変わりのない話をして、得たのは今日の夕食は北京ダックだということだけだ。
「お母さん頑張って鳥さん捌くわよ~♪」
「そこから!?」


