智哉くんの言う通り、初めて出会った路地裏に向かった。 どうしよう。 会ってしまっていいのだろうか。 「早いなあ、もういる(笑)」 手を振りながら笑顔で近づいてくる。 「もう大丈夫なんですか? まだつけられてるんじゃ…」 「マネージャー呼んで送ってもらったから大丈夫! 俺の家近くだから寄ってってよ!」 「え!?」 智哉くんのお家!?