「智哉くん…」 「真央ちゃんから俺の匂いする」 智哉くん。 あたしはね、寝ぼけてるって分かっててもドキドキしてるよ。 抱きしめられてる なんて。 「なんかいいね、こーゆーの」 「へ?」 「同じ匂いするって。 付き合ってるみたい」 「そ、ですね」 「ふふ(笑)」 それからずっと機嫌が良くて 智哉くんはあたしの体を離したあとお風呂に行って ぐっすり眠りについた。 付き合ってるみたいって あたしも思ったりした。 智哉くん。 あたしはどんどんあなたを好きになる。