空に届け。私の願い

「龍斗!龍斗!」


何度呼びかけても返事はない
どんどん息が浅くなっていくのが私にもわかった





しばらくして救急車が来た
付き添いとして先生が一緒に行ったから
私たちの授業は中断になった