*~+私とアイツ+~*

そう。山田くんは好きな人といるよと言った時の顔がとても苦しそうだった。

思いつめてるような後悔してるような。

でも何も聞かないようにした。いいたくなさそうだったから。

ガラッ

先生だ!早く席に着かないと!

「えぇー今から1年生のふれあい合宿の班を
決めよーと思いマース。はい!ご自由に!」

「「「「「「「「ヨッシャー」」」」」」」」

「ねぇー愛花一緒の班になろ!」

「あっよっしー!うん!なろー!」

「で、男子はとーする?」

「うーーーーん。誰かいるか「佳美ちゃーん!
一緒の班になろー!」

「ゲッ川島。」

「ねぇーなろ!ねぇねぇー!」

「わかったから。うるさい黙れ。」

「やった!でもなんか悲しい。(泣)」

「爽斗うるさい。」

「あっ山田くんだ。」

「なに陽都まで(泣)」

「でっでもいいじゃん!よっしーと同じ班なれて!」

「愛花ちゃんは優しーな!」

「やっ優しくないし!」

「優しーよ!陽都どうすんの?班」

「んー爽斗一緒。」

「俺はいーけど2人は?」

「私はダイジョブっす!」

「私も。」

「んじゃ決まりだね!あと男女1人ずつどうすんの?」