朝方苦しそうな呼吸で目が覚めた

悠は眠っていてまだ気づいてない


「ゆう」

声をかけても気づく感じはない…

「悠起きてゆう」

少し揺さぶって
ようやく少し目を開けた

「ん…ケホッ」


「苦しいね体起こそう
ゆっくり呼吸して」


目が覚めて状況を理解すると
すぐに呼吸が荒くなる


体をおこしてあげて
抱きしめる形で背中をさする


「ケホッ…ゲホッゲホッ」


「悠ゆっくりだよ
深呼吸して吸って」