それから30分後…

ガラッ
「悠〜覇瑠〜」


「あ、智
30分くらい前に悠寝たよ」


「お昼食べてた?」

「うん作ってきたやつ少しね
このくらい」

そう言って残りのお弁当をみせると
少し安堵の表情を見せた


「ありがとな覇瑠
それに俺の分まで…」

「荘と悠のついでだよ!
智もどうせちゃんと食べてないんでしょう?
悠もだけど智も少し痩せたしね」


「なんかな…どうしたらいいかって
ずっと考えてたら飯食ってないまま
時間だけ経っててさ笑」


「智まで倒れたら困るから。
夜とかうち来ていいからね」

「わりぃな
悠、少しでもいいから三食食べてくれれば
退院も視野に入れられるんだけど…」


「早く良くなるといいね…
わたしにできることならなんでもするから!」


「ありがとう」