ガラッ
「河口先生!工藤さん目が覚めました
ナースコール来たんですけど
今嘔吐してます」
「わかった!すぐいく」
「俺点滴とか用意していくから
智先行ってろ!」
「ありがと」
荘に頼んで俺は走って病室に向かった
扉を開けると看護師が
悠を支えてくれていた
「河口先生!」
「ありがとずっとこんな感じ?」
「わたしが来た時には
ベットで吐いてました」
「わかった
悠ー?気持ち悪いけどゆっくり呼吸しよう
少し落ち着こうか?」
声をかけて悠を落ち着かせようとするけど
意識も混濁していて
えずきを続けて水分だけを吐き出し続ける
体を支えていても熱いと感じるほど
かなりの熱がまた出てきたらしい
ガラッ
「智!どんな感じだ?」
「ずっとこんな感じ
熱今から測る」
「おう」

