そんなことを数回繰り返している私を
何も言わずに横に座ってた龍が
痺れを切らしたように声をかけてきた


「おーい?笑
そんなに食べたく無い?」


「あっごめん…食べます」


「柚のためだからさ。
本当に気持ち悪く無いんだよね?」


「うん大丈夫」


そう言って意を決して口に運んだ


「まず……」


「ははっごめんな
体調が良くなるまで続くけど
我慢してな?」


「はぁい」


「量無理しなくていいから
まだ初日だし
って言ってもかなり少ないけどな元々が」


そう言われて元々普通の人の半分くらいの量だけど
その中でも半分を食べて
ごちそうさまをすることにした


「もう、いい?」


「うん。よく食べたね
すぐ横になると
気持ち悪くなっちゃうかもだから
少しベットあげたまま休んでて
俺これ下げて来てまた戻ってくるから」



「ありがとう」