「覇瑠
無理して食べなくていいよ
気持ち悪くなったら困るでしょ?」



それでもすぐにばれて
荘に止められた


「ちょっと怠くなってきた?
顔が辛そうだよ…
頭とか痛くない?」


「全然大丈夫
確かにちょっと怠いけど…」


「疲れてるだけだと思うから
とりあえず今日はいつもの薬だけ飲んで
ゆっくり寝よう
ご飯もう食べれなそうだから
寝ちゃっていいよ」


「ううん。片ずけはする。」


「いいから。ね?
俺がやっとくから
しんどくなって眠れなくなったら
辛いの覇瑠だから
2人で助け合わないと
一緒に住んでる意味ないでしょ」


「……でも」


「ありがとう
でも早く治って欲しいからさ」


「きゃっ」

そう言って荘は私を抱き上げて
寝室まで連れてきた