「そっか…胃潰瘍とかになってないと
いいんだけどな」


出勤して来た龍に胃の話をして
検査の相談をした

「何も食べれてないから
絶食状態も保ててるし
今日の午後にはできれば検査したいんだよな」

「そうだな
覇瑠にはすこし負担だけど
何かあるなら早く治療しないとだしな」

「お昼ごろ行って
体調大丈夫そうなら検査って感じでいいかな」

「ああ。そうしよう
俺外来午前だけだから行くとき呼んで」


「ああ。サンキュー」


「長谷川先生!」
待ってましたと言わんばかりに
看護師さんが龍を見つけた


「どうしました?」

「浅香先生なんですけど
明け方ごろにナースコールがきて
その時にはもう何度か嘔吐していて
熱も高かったので当直の先生が
解熱剤を投与してくださったんですけど
今様子を見に行ったら
頭痛と吐き気がひどいって…」

「ありがとう
今から行くよ今は戻してはない?」

「はい。でも顔色が相当悪いです」

「了解ありがとう」

「龍とりあえず向かえ
俺が後から追いかけるから
連絡して必要なもの」

「ああさんきゅ」


そう言って龍は荘の病室にむかった