病院で智に見送られて 2日ぶりの家に着いた 点滴はしたもののまだふらつきの残る体では 1人でまともに歩けなくて 家まで龍が付いてきてくれた 「ただいまー」 「え!?」 家に入るなり聞こえた覇瑠の驚く声 「覇瑠ごめんちょっと具合悪くて帰ってきた」 「え、大丈夫なの?顔色悪…」 「俺が説明しとくからお前は寝とけ」 「ありがと」 そう言われて俺はゆっくり寝室に向かって 熱い体をベッドに沈めた