若干遅れつつ リビングに到着した私 「ご飯今日もおいしそ ありがとね」 私は本当に荘に弱い 甘い言葉を言いながら 頭を撫でる荘が大好き 「あれ…覇瑠?」 「ん?」 「なんか熱いよ 熱あるかも」 「え…?大丈夫だよ」 思ってもいなかった一言に 驚きを隠せないまま 言われたまま体温計を挟み 鳴るのを待った