心配になって、 そんな北川くんの隣に 駆け寄る。 ―――…… 「疲れちゃった??」 私は笑いながら 北川くんに話しかけた。 『うん…ちょっとね。 健のハイテンションが うざくてうざくて…』 私は吹きだして 健ちゃんを見た。 なんだか よく分かんないダンスを 他の部員たちと 陽気に踊っていた。 「北山くんっ!」 私は意気込んで話しかけた。 『んっ?』 北山くんは少し驚いたように 私を見た。