そして黙っていた監督が 話し始めた。 監督は今までの頑張りを 精一杯褒めてくれた。 今日の試合は最高だった、と。 監督の目にも 涙が溜まっていて ついに涙が溢れ出した。 ―――――… 『――…長川。』 監督が私の名前を呼んだ。 「は、はいっ!!」 『これからは お前ひとりしか マネージャーいないが、 一緒に頑張ろうな! これから部員たちを 支えてやってくれよ!』 「……はいっ!!」 涙でいっぱいの私を 部員たちは微笑んでくれた。