『長川はなんで俺に
 会いにきたの?』

北山くんの声で
私は目を開けた。



「なんか北山くんと
 話したくなっただけ。」


『ほんとに?』


「あと自分の気持ちの
 再確認!
 By 潤ちゃん♪」


『なんだそれ(笑)』



「けど、ほんとに
 北山くんにすぐ会えて
 良かったよ。
 ありがとね。」


『俺なんもしてないけど。』


「それでいいの!
 むしろそれがいい。」


『そっか。』