「風つめたい~……」 自分に向かってくる風が やけに冷たい。 『お前が制服だからじゃん。 さっきまで 他の公園いたんだろ? それまで何してたん?』 「…学校でいろいろ!」 『ふーん。』 すると北山くんは ブランコから下りて 私の横に立った。 私はブランコを止める。 『はい。』 そう言って差し出されたのは 前にも借りた手袋。