―――――… 『会いに行きなよ。』 そう潤ちゃんが言った。 そう言われたとき ドキンと心臓が跳ねたんだ。 確かに今、 北山くんに会いたい。 一目だけでもいいから 北山くんに会って 自分の気持ちを 再確認したい。 「ありがと…潤ちゃん。 会いに行ってみるね。」 『うん! 健にちゃんと 返事言えたんだし、 きっと前よりも 北山くんへの想いが 強くなってると思うよ? しっかりねっ!』 「ほんとにありがと!」