健ちゃんは 私の書いた一言を読むと、 私の方を見て 《分かった》と 声を出さずに 口だけで答えた。 いい加減、 ケジメをつけよう。 逃げてちゃ 何も始まらない。 自分の本当の気持ちにも ケジメをつけるんだ。 ―――… 【…放課後…】 静かな教室に 健ちゃんと私の2人きり。 テスト週間だから みんな早く帰ってしまうし、 ほのかに暖かい教室が 一番落ち着けると 思ったんだ。