『はーやーくっ』 白い息を吐きながら 北山くんは 下から私を急かす。 「……いま行く。」 私が2階の部室から下りると 『行くぞ』 と言って歩き出す。 なんか…… 北山くんの感じが いつもと違う。 北山くん自身は 何も変わってない。 けど、 私から見る北山くんが 何か変わったんだ。 ひとつひとつの動きに 目を引かれる。 サッカーしてるのに 意外と足長いなー。 なんて今更おもったり。