――――――… 冬だからか、 より一層静かに感じる 今の長い長い沈黙。 私からの言葉 待ってるのかな? 「……………健ちゃん。」 返事はない。 「…あたし、覚えてるよ。 健ちゃんに 抱き締められたこと。 ちゃんと…覚えてる。 …あの時は悩んでて 勝手に1人で 落ち込んでたし、 けど健ちゃんに 励まされたんだよ?」 私がそう言うと、 健ちゃんの抱き締める強さが 少し増した――――…。