――――――… カラオケに盛り上がり過ぎて あっという間に 夜になってしまった。 『俺ら……今日一日、 ほぼカラオケじゃん。』 帰りの電車の中で笑うのは 北山くん。 『カラオケの間、 ずっと思ってたけどさ 長川は歌うまい! だてに 女子高生じゃないよな!』 『女子高生とか言うなよ。 親父かよ; 俺らだって 男子高生だし(笑)』