『ほんとに…もう大丈夫?』 「うん!復活だよっ! 健ちゃんがいてくれて あたし凄い救われてる!」 『そっか。 なら良かったっ!』 健ちゃんはいつもの笑顔で 優しく笑ってくれた。 健ちゃんに 抱き締められたとき、 真冬の寒空の下だったからか 健ちゃんの温かさが すごく、すごく落ち着いた。 人ってこんなに 温かいんだって思えた。 けど、それ以上に 自分を思いやってくれる 健ちゃんの言葉が すごく温かかった。