「ちょっと!! お母さん!?」 私も玄関に走ると、 北山くんの姿が……。 『こんなに冷えて~.. 中で温かいもの飲んで 帰りなさいよ?』 「あ……はい。」 はい。って……… ―――えぇ!?(笑) 北山くん、 家にあがるの!!? 玄関口で呆然としてると 北山くんと目が合った。 「えっと…… これお父さんのだけど、 良かったら着てね?」 『悪ィな。サンキュ!』