ふわふわの肩ぐらいの長さの髪が、歩調に合わせてゆらゆらと揺れた。
「柚花ー!毎日暑いねぇ」
「神楽。おはよう!暑いねー」
菊間 柚花(きくまゆずは)。
中一。中学校の初めての夏をそろそろ迎えようとしてるなんて自分でも驚いた。
「柚花ー。蓮とどうなの?」
「ど、…どうってなに?」
「なんか進展あったのか!ってこと!」
「もう。ないに決まってんじゃん!」
私には付き合ってる彼がいる。
バスケ部のキャプテンで皆にも慕われてる男の子。
いろんな人には美男美女カップルって言われてる。私はそんな蓮が大好き。
「菊間さん」
「え…?田口くん。どうしたの?」
「ちょっとこっちきて」
「柚花ー!毎日暑いねぇ」
「神楽。おはよう!暑いねー」
菊間 柚花(きくまゆずは)。
中一。中学校の初めての夏をそろそろ迎えようとしてるなんて自分でも驚いた。
「柚花ー。蓮とどうなの?」
「ど、…どうってなに?」
「なんか進展あったのか!ってこと!」
「もう。ないに決まってんじゃん!」
私には付き合ってる彼がいる。
バスケ部のキャプテンで皆にも慕われてる男の子。
いろんな人には美男美女カップルって言われてる。私はそんな蓮が大好き。
「菊間さん」
「え…?田口くん。どうしたの?」
「ちょっとこっちきて」