それからというもの、私達ゎ周りが羨ましがるほど円満だった。行も帰りも常に一緒。
一年なんて、あっという間に過ぎていった。

「俺ら、もぉーすぐ一年だなっ☆記念日はパァーっと祝うか(^^)」

「そぉーだね。きっと飛鳥も祝いたがるょ(笑)」

すると勝也は少し下を俯いた。

「勝也?どぉーしたの?」

「…俺は、二人で祝いたい…」

それを聞いた私はそっと勝也の手を握る。